このワークブックは、何かを続けるかどうかに向き合うための思考素材だ。「続けるべきか」を判定するためのものではなく、「今の自分にとって、この活動はどういう状態にあるか」を理解するための補助線として使ってほしい。
問い1:何について考えているか
今、続けるかどうかを考えていることを一つ思い浮かべる。
複数あっても、一つに絞ることから始める。複数を同時に持つことは、それぞれへの観察を薄くすることがある。
問い2:始めた時点との違いは何か
なぜこれを始めたか。始めた時点での状態や動機を、思い出せる範囲で振り返る。
今の状態と、始めた時点の状態を並べてみると、「変化したもの」が見えやすくなることがある。
この問いは、過去を正解として参照するためではなく、変化の確認のためのものだ。
問い3:今どんな感覚があるか
今、この活動に向き合っているとき、どんな感覚があるか。
義務感か。意味の感覚か。疲弊か。楽しさか。あるいは複数が混在しているか。
感覚に名前をつけることが難しければ、「軽い・重い」「近い・遠い」のような感触でもいい。
問い4:やめた場合、何が失われて何が残るか
この活動をやめた場合、何が失われるか。何が楽になるか。何かが変わらないか。
両面から問いを持つことで、「やめること」の実体が少し具体的になる。
問い5:今の自分にとってどういう状態か
続けている・中断している・やめている、のどれが今の自分の状態に近いか。
「どうすべきか」ではなく、「今どこにいるか」の確認として、この問いを持つ。
中断という状態は、続けてもやめてもいない。その位置にいることが、今は自分の状態に合っているかもしれない。判断は、後から来ることがある。