旅の記録を“1枚の写真と1行の言葉”で残す
なぜ「1枚と1行」でいいのか?
旅の後、スマホに何百枚もの写真が溜まり、整理できずそのままにしていませんか?
そんなときこそ、「この1枚に旅のすべてを込める」という視点が役に立ちます。
選ぶという行為は、記憶と感情を整理し、学びを深める時間になります。
写真は「気持ちの残った瞬間」を選ぶ
観光名所のベストショットよりも、「あの日の光」「ふとした表情」「偶然の影」といった、心が動いた瞬間を探しましょう。
写真が記録するのは風景以上に、“感情の痕跡”です。
文章は「旅のタイトル」をつけるように
選んだ写真に、1行だけの言葉を添えてみましょう。
それは日記ではなく、詩でもなく、あなたの旅の「タイトル」のようなもの。
例:
- 「何も起きなかった午後の静けさが、いちばん記憶に残る」
- 「この道を歩くまで、なぜかずっと不安だった」
- 「旅先のコーヒーは、なぜか少ししょっぱい」
続けるコツ:「旅ごとに1ページだけ」
特別なアルバムやアプリは不要です。
読書ノートを1冊作るように、旅ごとに1ページだけ「写真+1行」で記録することで、気軽に続けられます。
それは、風景より“感情”を記録することにもつながります。
まとめ:シンプルな記録が、深い記憶になる
写真1枚、言葉1行。
それだけで旅は“思い出”から“学び”に変わります。
すべてを記録しようとしない。でも、何も残さないのはもったいない。
「選ぶ」という行為が、あなたの旅に輪郭を与えてくれます。